そうめんも今年は終わりですかねぇ～？

コラム2018 10 05

この夏の暑さをしのいだり、涼を感じるために
「そうめん」を召し上がられましたか？
 

先日面白いお話を聞きました。

「そうめん」とは「見立て」が隠されているからです。
 
「そうめん」は、その形状を渓流に見立て。
そこから涼を感じさせるものとも言われております。
 
盛りつけ次第では、涼やかな水を感じますよね。

今期もかなりお世話になりました。

 
水といえば、石や砂を使って水の流れを
表現した「枯山水」も見立てですね。
 
花をいけていない花器を置き、その後ろに
花や木が描かれた掛け軸を置くのも一つの
見立てでしょう。
 
身の回りには、あらゆる見立てがあります。
 
この「見立て」は、古来から日本の文化、
芸術において独自の発展を遂げてきた表現方法です。
 
現在では、芸術のみならず日常生活あるいはマーケティングにおいても

見立てという手法は無意識に用いられています。

ちょっとしたことに隠されている情報が顕在化されてくるものは

面白いものですねぇ～。