極相林にしようとその土地に最適な植物を呼びます。
人が何故肥料を使うか?
農作物に効率を求めるのであれば、雑草は全部抜いて土地を耕します。
本来雑草はその土地を肥やしている真っ最中でありました。人間がその代わりをする時に肥料を撒きます。
しかし、土地は100年かけてその土地を極相林にしようとしています。極相林にしようとその土地に最適な植物を呼びます。
でも人間にはそれが邪魔な草としか見えておりません。抜いても抜いても生えてくる。除草剤を散布する。そうすると雑草だけでなく土地の菌も弱る。菌が弱った土地は植物を呼び寄せる力も弱くなる。
菌が弱った土地、地力が弱っていく、極相林を育てる100年スパンの視点が養われていないため連作障害も起こるのかもしれません。
連作障害とは土地が「その土地にあった植物を植えてよ」と主張しているかのように思えます。土地はその土地を肥やすのに一番適した草を呼びますから。
しかし人間は特定の植物だけ植えたい。でも育たない。それを連作障害と呼びます。土を入れ替えなければならない。肥料を足していかなければならない。
そんな極相林を養う100年スパンの視点と噛み合っていないサイクルが見えて参ります。
