サラダ油が認知症を進行させる?③
危険と言われるパーム油だけれど。
スーパーで見かけることはありません。が実は世界で最も生産されている食物油です。
そしてリノール酸の含有は9.1%ということでヒドロの観点でも優秀であります。また加熱安定性も良いと言われています。
(http://www.nagoya-bunri.ac.jp/information/memoir/files/2014_16.pdf)
パーム油はマーガリンやショートニングの材料ですが、これらの水素添加トランス脂肪酸はどちらにせよ購入しません。その他、ファストフードや惣菜の揚げ油、パンやドーナツ、ポテトフライ、ケーキ、クッキー、カップ麺に使用されます。日本人は年に4kgのパーム油を摂取するとも言われています。たっぷんたっぷん。
このパーム油は否定的な意見が数多くあります。しかし情報ソースが孫引きの情報が多く現時点では「危険」とは言い切れません。
・危険1パーム油で環境が破壊される →これは問題ではありますがでは代替えはどうするの?そもそも70億人の食料をどういう手段で地球から頂くのがベストなのか。という問題です。今回は身体に摂取していいかという観点なので対象外とします。
・危険2パーム油はトランス脂肪酸の原料 →だから〜。マーガリンとショートニングは購入しません。
・危険3パーム油にはトランス脂肪酸が含まれる →どの油でも薬剤抽出すれば高温精製過程で1%前後のトランス脂肪酸は発生します。これは仕方ない無視できる範囲と考えます。
・危険4大腸癌や糖尿病の原因になる →孫引きばかりで、残念ながら該当する論文(一次ソース)は見当たりません。もし見つかればまた考察します。
・危険5飽和脂肪酸の取りすぎになる →パーム油はオメガ油(不飽和脂肪酸)と異なり飽和脂肪酸油です。飽和脂肪酸を摂るとコレステロール増加の原因になると言われています。が、最近ではコレステロールは悪者ではない。と言われ私もそう考えています。
従って現時点では積極的に否定する理由は見当たりません。
ソース元:https://blog.goo.ne.jp/ohisama_maruzo/1