視野角の広さが意味するものとは？

コラム2018 10 15

人間は通常9割ほど視覚からの情報に頼り切っています。

視覚からの情報量が脳の処理速度を決めているといってもよいくらい重要です。

さて、ここで試していただきたいことがあります。

背筋をピンとしているときの視野の広さ。

これを覚えてみてください。

はい、次に背中をまるめている状態での視野を確認してみてください。

どちらが広く見えましたでしょうか？

だいたいの方々が、良い姿勢の時のほうが視野の広さを実感されているかと思います。

ここが大事なのです。

普段の何気ない姿勢が視野からの情報量となり。

その情報量が脳の処理速度や私たちの心の姿勢まできめていくことになっております。

赤ちゃんや幼児期からまるまっている姿勢をとっていたらどうなるか？

その時期に感じるはずのものがキャッチできない可能性もあります。

また、そういった姿勢を両親がされていた場合。

ミラーニューロンを通じてお子さんにコピーされていきます。

姿勢と視野というのは重要なのです。

背中が丸まれば丸まるほどおじいちゃんのような姿勢になります。

その姿勢がゆえの視野からの情報量というものはどんどん限定的になっていきます。

知らず知らずのうちに日々制限がかかってまいります。

視野からの情報量をどれだけ確保するか？

というのが日々どれだけの刺激をキャッチし許容できるかどうか？

というお話にもつながってまいります。

ちょっと気になったので忘備録として。