火は木から産まれるという事は，魂が神を産む関係性と五行色体表ではみられている。魂の性質は自分自身の内側から発露しこの世の中で努力し没頭するのとで生い茂る働きである。
小さな子どもたちが無心でお絵かきに没頭，集中したり駆け回ったり。大人になればそれなりの挑戦・チャレンジしていくシーンが訪れるがそれはこの性質かもしれない。
日常の中や仕事の中で没頭・没入しそれを極めることが神に変身し火と一体となっていた事を五行色体表は教えてくれている。時間の感覚は消え去り私たちの煩悩は消え去り純粋な炎となっている。それらは職人魂や◯◯魂と表現される由縁かもしれない。
しかし，その仕事が終えた時は私たちは日常の中へと戻っていくために、色々な悩みを持っているただのいつもよ私へとかえってゆく。

つまり火の状態とは何かに没入没頭し集中し周囲の世界が消えさった瞬間におどずれる『静寂の炎』の精神状態と考えられる。
火とは時間をも消え去った中で立ち現われる静寂の瞬間のようだ。
魂の没頭する働きの中に，その継続の中で火とは、木の性質や働きのもと、地道に気づきあげるものだと教えてくているようだ。

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