感覚の施術。思考の施術。

コラム2019 09 28

適材適所という言葉がありますが
治療においても、使うところやタイミングが
大切だと、最近思うことがあります。

何を？と言われますと

感覚を使う場合と思考を使う場合を明確にわける
ということです。

例えば、治療を始める場合
まず検査から入るかと思います。

この時点では、思い込みはできるだけ外して
つまり、思考は減らして
素直に体の情報をとることに、感覚を集中させる必要があります。

次に、体の情報が集まったら、それを元に
考えます。
ここでも、先入観や思い込みには気をつけて
冷静に考えて、仮説を立てます。

そして、仮説を元に、感覚に集中して、施術します。

その変化をまた、冷静に感覚に集中して検査して
仮説を検証していきます。

というように、一連の流れですが
何を意識するかで、精度が変わります。

また、検査の時や施術時ともに気をつけるのは
あわてずに丁寧にやることが大切です。

これができると
治療の精度が上がり、治療自体が面白くなりますし
施術の手数も減り、クライアントの体力を奪うことも
なくなります。