と，ある往診先で。

患者様の声2018 03 04

こんにちは。

うちは水曜日は往診の為の日として利用しております。

ご迷惑おかけしてる方もいらっしゃるかもしれないので先に謝らさせてください。

ごめんなさい！！

さて，謝ってるのにすぐケロリとしておりますが・・・。

いや。してちゃダメなんでしょうが・・・。

その方はヒョンな事からアレヨアレヨという間に体調が悪くなり。

入院となり。

その後，入退院を約半年ほど繰り返し。

今現在は自宅療養となり日々努力なさってます。

そして，体重も4割ほど減少してしまい。

その姿も元気だったころをしっている人には見せたくなくなり。

思い悩む日々がたいへん多かったそうです。

そんな中どうやったら昔のようにげんきになれるのだろうか？

会う人会う人が心中「もうどうせこのひとはだめだな。」なんて態度をとるのが，非常につらく思い悩まれてました。

しかし今現在は前向きに努力され。

会うたび会うたびに予想と違った回復のスピードがでるようになってまいりました。

その中で大変勉強になったのは。

やはり「心身一体」

ココロとカラダは反映しあうんだな。ということでした。

よく早くよくしたい！！

なおりたい！！

そんな方の傾向で聞いたことありませんか？

「空回りする」

これって本当なんですね。

というのは，カラダという車輪と。

ココロという車輪が合致して。

協力しあって初めていろんな歯車が回り出します。

感情の歯車ばかり急いて。

回転しよう回転しようとしてもカラダの歯車というのはそれについていけません。

むしろ，摩擦し摩耗しかねません。

その摩擦というのは，やはりカラダに反映するものです。

それぞれの歯車を丁度良いスピードで廻してあげるのが味噌です。

この方の場合，その歯車のスピードをご自身で調整されながらうまくされてるんだなと感じました。

誰しても痛い時。

苦しい時。

しんどい時。

辛い時。

それは嫌です。

しかし，そんなときだからこそ精神的な成長もおこりやすくなってるとも言えます。

いえ，成長のための糧にしなければいけない時期です。

難病の方々の手記などには共通してこの「精神的な成長」というものがあります。

仮にこの精神的な成長というものを組み込まないと改善しにくい。

と考えた時。

その精神的な成長をどうやって促すか？

きづきがあるか？

という部分も非常に大事なテーマとなってまいります。

精神的な成長をも促す重要性をお教えいただきました。

ありがとうございます。