舌はがし１９　骨隆起が消えていく理由？

コラム2018 09 08

先日、歯科医師の先生から面白い質問をいただきました。

「骨隆起が食いしばりなどの圧力に対応するために。その圧力をうけとめた結果できるのはわかるんだけど。

　それが撫でてたらなんで小さくなるのかがわからないんだよね～。」とのこと。

そうなんですよね～不思議ですよね～。

ご存じない方のために申しますと、要はダイヤができるのも大地の温度と圧力です。

その圧力に対応するため。適応した結果、変容していきます。

義歯の世界でも、骨隆起に対応するためにかるく撫でた後型どりをするそうです。

それをするかしないかで、完成時のフィット感がまったく別者になるそうです。

さて、体の中で一番骨密度がたかいところをご存知でしょうか？

３秒ほど考えてください。笑

ピンとこられましたでしょうか？

カラダの骨の中でも特にかかとの骨は固いんですね。

それは全身の圧力や体重を支えるためにそれだけの硬さを要求されるわけです。

その場所の役割を全うするために骨密度も高くなるんですね。

では骨隆起の場合はどうでしょうか？

骨隆起はないのが正常とされています。

しかし、それでもできてしまう理由。

それが、どういった圧力がかかっているのか？

ということになってまいります。