途中経過に幸も不幸もない。

コラム2018 09 16

先日。8月末にとあるかたの49日も過ぎ去っていきました。

不思議なもので49日のあいだも今もそのお方の事をふと思い出すときがあります。

それだけご縁があり関わらせて頂いたことの表れなのだと思います。

さて，当たり前ですがそれをわすれてることって生活している中で多々ありますよね。

当然ですが，生きている間にあつめたもの。

出会った人々。

金銭も物も情報も全て置いてあちらへ旅立ちます。

特にその途中経過であるもの。

物や金銭に対して，幸か不幸かとらえがちな面もありますね。

その反面，消え去る事にのめり込めるからこそ。

嫌な執着を断ち切れるのかもしれません。

それも仕方ないと。

途中の物事にたいして喜怒哀楽ができるこそ。

私達の感情の変化や移り変わりは非常におもしろいものでもあります。

何故，そういう価値観があるのか？

一体どこからそれらの価値観はうまれてきたのか？

刷り込まれたのか？

それに執着する自分は何故そう思うのか？

それらも時間経過とともに紐解かれていく面もあります。

時間を味方につけ，日々わたしたちのおもいを静観していきたいものです。