【相撲部屋小ネタ】
力士たちの心根の優しさはどこから来るのか?
昔はずっと疑問で不思議だったのですが大阪場所に通わせていただけるようになって気づくことがありました。
彼らに呼んでいただいてお互いになれてきてちゃんこごちそうしていただいて。そんな私生活の一部を通じ
行動の根底に「私はあなたに心を寄せていますよ」という気持ちがあるかどうか?これが全てなのではないかと感じるようになりました。
理屈で理路整然滔々々(りろせいぜんとうとうとう)とまくしたてられても反発するだけです。だって面倒ですもの。ウザイですもの。それは親と子の反目と同じです。夫婦間のすれ違いと同じです。理屈ではダメなのです。それは誰もが知っています
力士たちを通じ。私生活をかいまみせていただき。その所作の中でも思うのですが。器の大きな方というのは、そのそばに行きますと「私はあなたに心を寄せていますよ」という雰囲気がこちらに伝わるのです。
ああ、この人は自分を理解してくれているという柔らかな空気が周囲の人を包みます。
この雰囲気を醸し出すのは何か?
アメバTVのインタビューの中で数人このことをお話されてる力士がおられました。とある有名力士は
「お迎えのお作法。ちゃんこのふるまい方。おもてなしの心」というのを淡々とお話されてられました。
ああ、そういった姿勢がこの方の人気をより拍車をかけているのだと腑に落ちました。
「私はあなたに心を寄せていますよ」
心根の優しさというのは実は力士たちご本人の出しているものが、巡ってそういったお顔を作り上げているのだと感じられます。