舌はがし11
舌はがしつづき。
舌の推進力を理解するためには、進化学的な起源とも併せての理解がしやすいです。
人ははーーじめのはじめは○。 丸い形の細胞でした。
そこで栄養を自分で作り出すものと,他のものを食べて消化して栄養を吸収するものとわかれました。
ざっくばらんにいえば,植物と動物の違いです。
さてそこで早速の問題。
いちばん初めにできた場所はどこでしょうか?
1,肛門
2.口
3.胃
4.腸
これは結構難問なんですよ!
みなさんどれだと思われましたか?
答えは1番の肛門なんですね。
といっても,私達人間や脊椎動物といわれているものたちです。
肛門ができてそれが伸びて口にいたります。
肛門から口にいたるまでの管が消化管に相当します。
その消化管の枝葉に肝臓や胆嚢などの消化器がうまれてきます。
肛門から口に至るまでの突き抜けるエネルギー。
このエネルギーが具現化したものが舌です。
舌とは,肛門からお口にかけて推進したエネルギーのかたまりだったのでした。