とあるプロとの会話①
「新しいメニューを書くときに大切なことは、メニューを書こうとしないことなんです。
自分が新しいメニューを考え出そうとすると大変だし、ものすごいストレスになるのですが「メニューを書かせていただく」という気持ちで望むと自然とメニューが決まってきます。
だから私はどんな食材であっても生産者の方のところへ直接仕入れに行くことにしてるんです。
生産者の方がどのような想いで作っているのか、プロとしてどのようなこだわりがあるのかという話を聞くことで、その食材は余計な味付けをしないほうが良いとか、塩だけで十分、何と合わせたら最高の組み合わせになるかということがわかってくるんです。
そうやってメニューが出来上がっていくので毎年お世話になっている方たちにご挨拶に伺っています。
何年も待ってくれたお客さんに感謝の気持ちを込めて良い料理を楽しんでもらいたいと思っています。」
と仰っていました。
新しいメニューを作り出そうと思わないことが大切。
まさに逆転の発想のようで本質的な話だと思いました。
施術も同じなんですね。
僕ら治療家も患者さんを治そうと思って自我の強い治療をすると結果が出ません。