地球は内部から温度を上げている。それは人類が二酸化炭素を増やしていることとは直接的には関係ありません。
地表温度の変化です。
Wikipedia「地球温暖化」
地球の内部から暖まっているとした場合、暖まり方には結構ムラがあるようです。
それでも北極海付近。ユーラシア大陸。そして南極の沿岸部。このあたりの温度が上昇している。
今まで氷で閉じ込められたいた地域を、解放するかのように、地球が自分自身の温度を上げているように思えます。うむ。
二酸化炭素が温暖化という簡単な話ではない。地球は生きているのだから。
グレタさんは地球温暖化を止めるために飛行機を使わないで移動するそうです。ご苦労さまなことです。彼女の乗る飛行機を動かさないどころか、世界中の化石燃料を全て止めて、産業革命以前の生活に人類が戻ったとしても、これから30年で上昇する0.1℃が上がらなくなるレベルです。
しかし地球は内部から温度を上げている。それは人類が二酸化炭素を増やしていることとは直接的には関係ありません。
ただし間接的には関係があります。
人類の活動が地球上のバランスを崩している。というのが「今回の地球温暖化」の引き金になっているのかもしれません。個人的にそう思います。
地球の森林面積が減少してきている。多くの生物種が絶滅している。これらの変化が地球に「温暖化」という現象を起こさせている。
私達の身体もウイルスに感染して風邪を引くと体温が上がってウイルスを退治するように。
西洋物質文明は「二酸化炭素増加=大気温度上昇」というように、地球の活動を単純化して考える傾向があるのでしょう。
しかし地球もまた大きな一つの生き物である。それは私達日本人が古来から受け継いでいる感覚です。
日本人は自然を一つの生命として畏れ大切にして来ました。
しかし私達人類は、そのような畏れを忘れてしまう文明に自らを感染させました。ウイルスが暴走し始めているので、地球が「もうそろそろそのぐらいでいいだろう」と内部からブルっブルっと身震いして発熱しているのかもしれません。
参考:https://blog.goo.ne.jp/ohisama_maruzo