多くの虫は分解者と言われていて結局死んだものとか死にかけたものを食っている
ウンチのうんちくという本には、40日間肉食をし悪玉菌のクロストリジウムが増え、体臭がきつくなり、ウンチも強烈なにおいを発するようになったという経験が語られていました。つまり悪玉菌と呼ばれるものも消化吸収する必要があったため増えていたという事です。
悪玉菌と呼ばれていた腸内細菌は、タンパク質や脂質を分解して栄養を取り出す役割があったのでした。悪玉としての常在菌は、人の腸内フローラの大切なメンバーであったわけです。
しかしその過程では、どうしても毒素が作られてしまう。それは他の腸内細菌が無毒化して、便として体外に排出するように出来ているわけです。やはり悪玉菌と呼ばれている菌も実際は人間の身体に役に立っておりました。