乳酸菌とビフィズス菌は違うもの?
こんにちは。
ちらっと疑問に思った事があったので調べてまいりました。
ビフィズス菌と乳酸菌って同じなの?
と疑問に思ったためです。
ビフィズス菌と乳酸菌は同じ整腸作用を促し働きをする菌ちゃんです。
しかし,生物的には違います。
生物的にちがうってどういうこと?
というと人間とワンコのちがいのようなものです。
違う種類ということですね。
では,どう違うのか?というと
●ビフィズス菌
・私たちの腸内の99.9%を占めている
・酸素がある環境では生きられない嫌気性。酸素が天敵なんですね。
・糖を分解して乳酸というエネルギーを作り出す。
・乳酸菌との大きな違いは,強力な殺菌作用を持つ酢酸・ビタミンB群・葉酸をつくりだします。
また,余談ですがビフィズス菌ってY型だったりV型の形状がおおいんですね。
ラテン語ではこれらの形状。分岐したような形を「ビフィズス」というのが語源だそうです。
対して
●乳酸菌
・私たちの腸内の0.1%をしめている
・通性嫌気性といって酸素があっても繁殖できる。なので自然界で多くみられる
・漬物や発酵食品などで育つ
・糖を分解して乳酸をつくりだす
・球状と棒状の種類がある
大きな違いがあってないような?感じですね。
乳酸菌の定義は,糖を分解したときに半分以上が乳酸をつくりだすものだそうです。