清潔＝健康？？　汚れる遊び＝免疫力？？

コラム2017 12 10

最近では幼稚園や保育園。

乳児の遊びのための除菌をした砂！？抗菌済みの砂！？

そういうものが大人気なんだそうですね。

どこのタイミングからかは存じませんが抗菌や除菌グッズが日本でも流行しております。

そういった世代の子どもが大人になり家庭を築きそれが「当たり前」になってしまったことで

よりそういった面に一層拍車がかかっているようですね。

自分が育ってきた環境が「当たり前」で経験したことない環境は「当たり前ではない」

みたいな刷り込みが起こってまいります。

さて，そのせいで昨今は子どもも大人も今まででは影響がなかった非常に弱いウイルスや細菌を

防御する能力を失い，ちょっとしたことで大事に至るような場面がどんどん増えてきているそうです。

幼き頃の泥んこ遊びや野山をかけるといったことがなく除菌・滅菌した清潔「過ぎる」空間で育ててきたため

そういったものに抵抗しなくてよいと体が判断しているかのようです。

肌で代表的なもので「表皮ブドウ球菌」というものがあります。

以前までは，菌は悪い！悪だ！なんてことで過剰にソープで手洗いしたり・・・なんてことが多かったです。

ところがなんと今では，美肌にはこの表皮ブドウ球菌も必要だ！！

なんて真逆な事まで騒がれ始めております。

この菌は肌の弱酸性を保ちアルカリ性に偏るのを防いでくれています。

つまり弱酸性の環境を維持しやすいほど肌環境は美しくなりやすい土台をつくるとも言えます。

何事もバランスが大事なことをここからも学ばせて頂けてますね。

天秤のようにバランスを取れている自分でいたいものですね。