血と肝の関係って??
よもやま話。
血と肝臓の関係性のお話です。
血と思い浮かべたらどんな印象でしょうか?
・体を滋養する。
・酸素や栄養を運んでいらないものを排出する
・血気盛ん。血の気が多い。
・ルパンのカリオストロの城では,血がたりない。という1シーンなどありましたね!
血と肝は身体の栄養と強く関与をし、全身に影響を与えています。
施術的な観方をすれば。
身体の栄養を上手く配分できない状態は血の異常であり、肝の異常であると考えていくことができます。
血は精神との関係が密接なので、肝の問題は精神にも影響を与えてしまうことになりますね。
また,よく気・血・水なんていいますが。
実はこれもよくするための順番があります。
まずは血の事をよくしないと気の問題も。水の問題も。解決しにくい構造になっていたりするそうです。
漢方では「血液をサラサラ」にするのではなく「血流をたっぷりにしなさい」なんて表現の仕方もあります。
肝は五行では曲直と言います。
なんぞやそれ!?って印象ですよね。
曲がるのか真っ直ぐなのか。
どっちや~~!!って。笑
これは二律背反といいますか。相反するものは合一する。といいますか・・・。
これは,のびのびとした性質があるので、のびのびできないとストレスがかかり。
身動き取れないので肝の働きが低下し。
血に異常が生じ。
精神と関わる心にも異常が発生してしまうという流れや悪循環を作り出します。
また,肝臓は筋と連動します。
東洋医学での筋は,西洋医学でいう筋膜や靭帯などを指します。
要は人は筋膜というボディースーツに身を包んでいるような状態となります。
きっつきっつのボディースーツを着てたら・・・そりゃ身動きできないししんどいですよね。苦笑
西洋医学的な観方をした場合。
エネルギーを,グリコーゲンなどで栄養を貯蔵したり。
GOT・GPTなどで筋線維のアミノ酸の酵素の状態を示したり。
代謝能力を示したりしております。